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日本人こそアジアに出ていくべき 英語の必要性
最近、多くの日本人ビジネスマンが東南アジア、特にシンガポールに移住している。もともと欧米に留学した経験を持つ人は、日々増していくアジア経済の未来を感じたからであり、中でも日本人にとって大きなチャンスが眠っていると考えているようだ。 人口動態で見れば、アジアが今後、世界のGDPの半分を占めるようになることは確実視されている。さらにそんなアジアは日本から近い。日本からアメリカやヨーロッパには飛行機で10時間以上かかるが、アジアまでならシンガポールまで6時間、ミャンマーやベトナム、インドまで8時間ほどだ。さらに時差は1時間ほど。 また、アジアを旅していると、文化の近さを強く感じる。食事や飲み会で人間関係の大切さや米が主食であることも日本人にとってはホッとする。さらに、アジアのエリート層と話をすると、彼らがいかに日本に憧れているかがよくわかる。 そんなアジアで活躍するためには、英語が必要だ。英語はすでにアジア各国では共通語になっているからだ。しかし、同じアジアでも英語のレベルは様々。一番英語が通じるのはマレーシアだろう、イギリスの植民地だったこともあり、きれいな英語を話す。 同じ元植民地でも、よりなまりが強いのがインド。実はインドには地域により2000以上の言語があり、公用語に準ずる言語だけでも20以上あるので、それらのなまりが入った独特の英語が話されている。 タイやインドネシア、ベトナムはそれらの国に比べると、思ったよりも英語は通じない。しかし若い世代のエリート層は英語を話す人が多い。意外と通じるのがカンボジアやミャンマーだ。 中国は40代以下のエリート層には英語圏留学どころか国外に出たこともないのに英語を話す人材が少なくない。中国語は母音や子音がどの言語よりも多く、外国語の上達が速いというデータがあるほどだ。 さて、シンガポールでは、英語が公用語の1つになっていることもあり、特に政府の高官などは英語圏のネイティブのような英語を使う。そういう人の多くはアメリカやイギリスの大学や大学院で高等教育を受けている人が多い。 一方、タクシー運転手や場末の飲食店で働く人たちは、強いなまりを持つシングリッシュを話す。面白いのは、シンガポール人エリートは英語とシングリッシュを使い分けていること。欧米人とはきれいな英語で話し、家族や屋台での食事のような日常生活では外国語のようにシングリッシュに切り替える。 このようにアジアのエリートは欧米の名門大学に留学していたり、幼児期からインターナショナルスクールに通っていたりして、欧米人顔負けの英語の使い手も少なくない。それに、日本人がアジア人相手だから発音や文法は適当でいいと考えているのはリスペクトが足りないように思う。 今はマンツーマン英会話やアプリなど英語を学ぶ手段はいろいろあるわけだから、発音にしても文法にしても、最大限努力するべきだろう。 アジア人の多くも母国語ではない外国語で話しているわけで、英語という外国語を学んで話しているわけで、英語という外国語を学んで話す大変さを理解し、日本人に配慮してくれているのだ。また、お互い人間なので何が言いたいのかは表情や雰囲気である程度推測できる。 一番大切なことは話す内容。文法や発音のミスを過剰に恐れることなく、臆せず話してみるのが一番だ。 アジアの中で一番英語が下手なのは日本人といわれている。その理由は、ひらがな・カタカナ・漢字の3つの文字を使い分ける日本語という最も言語を話すための脳のメモリーの多くが費やされているからではないだろうか。 一方、頭は使えば使うほどよくなるもの。あきらめることなく、英語の勉強を積極的に続けてほしい。 |
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21.英語で自分の仕事を説明できるかどうか |
INDEX |
23.たった1500語の英単語で通じるグロービッシュ |