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語学カウンセラーが学ぶべき英語&TOEIC

たった1500語の英単語で通じるグロービッシュ

本当に使える英語として、注目されているのがグロービッシュだ。これはフランス人の元IBMエンジニアが提唱したもので、ネイティブにも非ネイティブにも通じる共通語としての英語と呼ばれている。

世界で英語を話す人のうち、ネイティブはせいぜい30%ほど。残りの70%は日本人のように非ネイティブだ。しかも今後、BRICsやASEAN諸国が世界経済の成長を担う主役になるのは間違いないことから、ビジネスシーンで非ネイティブ同士が会話する機会はますます増えていくだろう。

それにより、ネイティブが話すような完璧な英語を目指さなくても、相手と必要十分なコミュニケーションを取るためのツールとして、十分な範囲のレベルの英語を身につければいい。それがグローバル・イングリッシュ、つまりグロービッシュの考え方だ。

グロービッシュの最大の特徴は、使う単語は基本1500語をベースにして業務上必要な専門用語で十分としている点だろう。ほとんどのアメリカのニュース番組では、1500語の基本語彙だけであらゆる分野のニュースを伝えている。

政治・経済から医療・教育までどんなニュースも1500語で表現できることを知れば、グロービッシュが提唱する単語数が決して少なくないことが理解できるはずだ。

完璧な発音は必要としていないのもグロービッシュの特徴。非ネイティブの英語が主流となりつつある今、世界の英語にはなまりが溢れている。ネイティブ並みの発音ができなくても、ビジネスシーンでハンデになることはほとんどない。

文法についてグロービッシュでは、標準的な構文を使うことを基本とし、主に能動態で話す。そのほうが明確で相手に正しく伝わりやすいからだ。たとえ自分が受動態や仮定法といった複雑な構文や文法を伝えたとしても、相手が理解できなければ意味がない。

特に相手が非ネイティブの場合、お互いにシンプルな英語を使うほうが円滑にコミュニケーションを取ることができるのだ。

これまで日本人は、英語学習の最終的な目標がバイリンガルになること、と考えてきた。しかし、実際はネイティブの間でもアメリカ人とイギリス人とオーストラリア人では話す英語が違う。現実の世界にはアメリカ人が話す英語、日本人が話す英語、中国人が話す英語など多様な英語が存在するのだから、重なる共通部分さえマスターすれば、世界中どこでも英語が通じるはずだ。

その範囲こそ日本人にとって十分なスキル、十分な英語となる。英語学習の最終的な目標であるグロービッシュをマスターすることは、現実に即した無駄のない目標設定なのだ。

日本人ビジネスマンは、英語のコンテストをしているのではない。誰もが流暢に英語を話せるかを競っているのではなく、ビジネスを成功させるための手段として英語を使うのだ。

中学・高校・大学時代のように英語を学問や教養のように捉え、ネイティブを目指しているうちは英語学習に際限がなくなってしまう。そうではなく、相手と交渉したり、契約を結ぶためのスキルとして意識を切り替える必要がある。

グロービッシュは特にビジネスマンに勧める理由がそこにある。グロービッシュを使いこなせるようになれば、仕事での成功や昇進・昇給ができ、利益に直結するからだ。これから社会に求められるのは、英語の4技能をバランスよく身につけた人になってくる。

日本人は聞く・読むはある程度できても、話す・書くが苦手な人が多い。逆に言えば、そのスキルさえ上げていければ自分の評価や価値を上げることができるので、必ず利益を得られやすくなるのだ。

グロービッシュは単語数も少なく、難しい構文を使わないのでインプットが最小限ですむ。その分、苦手なアウトプットに集中して時間と労力を注げるので、短期間で使える英語が上達する。要するに、費用対効果が高いのだ。

会社の求める英語力も決してネイティブのような完璧な英語ではなく、仕事を円滑に進めるための十分な英語であることを忘れてはいけない。忙しくて英語学習の時間が限られるビジネスマンこそ、必要最低限の学習で最大の効果を得られるグロービッシュをAtlasマンツーマン英会話では勧めていきたい。

22.日本人こそアジアに出ていくべき 英語の必要性

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