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語学カウンセラーが学ぶべき英語&TOEIC

英語で自分の仕事を説明できるかどうか

アメリカの企業もそれぞれ文化があるので一概には言えないが、自己紹介のやり方は、日本と比べると比較的自由に見える。例えば、日本では初対面の最、社名や所属部署、役職までを伝えるのが普通だが、アメリカでは自分がどんな仕事をしているかを話すことが多い。

また、職業のニックネームもいろいろ存在している。"Bean counter"とは豆を数えるという意味で経理担当者や会計士のことを指す軽蔑的な響きがある言い方だ。あるいは、"spin doctor"のような情報操作の巧妙なコンサルタントを指すようなものもある。

これらは日本で言うところの作家が物書きと呼ばれるのに似た表現かもしれない。さすがに名詞には書けないが、自分の職業を笑いながら多少自虐的に言うこともある。

アメリカで生まれた職業のニックネームで一番知らせているのは"headhanter"だろう。人材スカウトを指す言葉として使われているが、日本で言うと首狩り族のことだ。60年代のアメリカでは揶揄するようなニュアンスがあったが、現在では公式の業界用語になっている。

また、最近見られるのは、会長・社長食に使われる"CEO(Chief Executive Officer)"や"CFO(Chief Financial Officer)"はよく知られているが、最近では福利厚生担当者なら"CHO"、教育担当者なら"CLO"というようにユニークな肩書きを入れる企業も増えている。

どうせ役職がつくなら立派なものがいいと、少々大げさな肩が気が増えていくという事情はアメリカも日本も代わらない。最近では、こうした役職名が増えすぎて肩書きインフレが起きている。

また、日本では課長や部長など、多くの会社に共通する序列があり、その肩書きを聞いただけでなんとなくその人の社会的立場がわかる。しかし、アメリカではそうした明確な社会的フォーマットはなく、企業により違ってくる。

あるアメリカにある企業では、課長以上はすべて"Manager"(マネージャー)という肩書きで統一されている。人事部長なら"Manager of the human resource department"となる。"Department"の長なのか、それとも"section"の長なのか、部下が何人いるか、年間予算はどの程度あるのかによりその人の社内にいける地位が推測できる。

アメリカ人との面談だからといって、日本と全部が違うということは全くない。例えば、挨拶をし、すぐさま商談に入るなどというのはもってのほか。まずは雑談から入り、だんだんと本題に入ると言うのが正解共通だ。

その際、最初に話題にするのが天気の話だ。天気ネタは誰にもどうすることもできないので誰も不快にさせず、気分を共有できる話題として世界のどこででも使われている。また、相手に印象づけるために有効なのが、自分の名前の由来だ。さらに、相手に質問をするときも距離の縮めるコツだが、日本人は公の場で質問するのが苦手だ。これは失敗を恐れるからだろう。

しかし、アメリカではこの世にバカげた質問はない。あるのはバカげた答えだけ、という格言があるくらい、質問を奨励する文化がある。ただし、政治・宗教・人種の話題や年齢などを初対面の相手に聞くものではないというのは、日本の感覚と同じだろう。

注意したいのは相手の住んでいる地域についての質問だ。日本ではそうでもないが、アメリカでは住んでいる場所からどの程度の階級に属しているかが容易にわかるからだ。そして、大きな役割を果たすのがユーモア。

これは日本語ですら冗談を言い慣れていない人が英語でチャレンジするのは難しい。アメリカ人でさえ、タレントや政治家などはコピーライターにお金を払ってジョークを買っているほどだ。普段真面目な人が急にジョークを言っても受けない。

結局、場数を踏み、現場から学ぶ取ることが最善の学習法だろう。価値観や考え方は、国や民族だけではひとくくりにすることはできず、どうしてもその国の社会的階層や世代、職種などにより話すことも異なってくる。

相手の反応や語り口から会話を学び、場数を重ねる。ビジネス英語を上達させるなら、こうしたトレーニングを積むことが何より重要になる。

20.100%実力を発揮するためのTOEICテスト前と当日の心構え

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22.日本人こそアジアに出ていくべき 英語の必要性