最新の脳科学でわかったことは、脳とは三次元に特化した中継機能だということです。その証拠に、肉体が亡くなっても意識は継続しています。思考もすれば記憶もあると、多くの臨死体験者が語っています。
さらに、脳とは高次の意識(非物質エネルギー)を三次元物理世界に置き換えるコンピューター(翻訳機)のようなものだと例えられています。脳力(能力)が高いとは、この作業がスマートと言う意味なのです。
東大、京大を出てクイズ番組で優勝する人が必ずしも能力が高いわけではありません。それどころか、地球では長い間、脳に特化した異常な執着によって人類は深刻な被害を被っているようなのです。つまり脳を支配することで、人類を奴隷化しようとした歴史でもあるのです。
一番分かりやすいのが宗教団体ですが、彼らは明らかに思考の自由を失っています。つまり、上位への移行を自ら閉ざしているのと同じです。子ども時代はともかく、大人になって価値観が固まった時点で終生奴隷のまま生きていくことになるのです。
学歴社会にも同じことが言えます。偏差値、資格試験、技能検定など人を升目で推し量る仕組みでは全て脳=中継器に縛りをかけることになります。彼らの脳は非物質エネルギーの無変則ギアが錆び付いている状態なのです。いくらでも変えられるのに同じギア(前進と後退)ばかり使って人生を磨り減らしているだけなのです。
未来がはっきり見える人にはまったく魅力のないお先真っ暗な世界があります。例えば、公務員になりたい人やマスメディアに入社する人、さらに外資系のグローバル企業しか目に入らない人、そしてスターバックスの正社員になりたい人などがその典型です。これらの志向は少なからず脳に致命的な縛りがかかっている証拠なのです。
要するに、閉じ込められた脳とそうでない自由な脳とでは受け取り方が違うということになります。現在確かなことは、まだ多くの閉じ込められた脳が自由な次元跳躍を妨げられているということです。これは早く自由にしてあげないと、せっかくの次元跳躍を楽しむことができません。
早い話、脳=頭がいいとか、偏差値が高いというのは、何の因果関係もない作り話だということです。誰もが東大を目指すのは、自由な脳の持ち主ならば、国内最高峰の教授陣に教えを請うためでしょう。しかし閉じ込められた脳の持ち主は、公務員やグローバル企業に就職するためなのです。
どちらにしても、今時の東大や有名私立大学にそれほどまでに教えを請いたい教授がいるのでしょうか?
それは別の機会に書くとして、その先に研究の道が開けているならいいのですが、とてつもなく狭き門であり、しかも文科省から毎年毎年、天下り・ぶら下りが落ちてくるのでは、ここですべての大学をリセットしてもいいのではないでしょうか?
それに必要な資質は脳ではなく、ごく普通のセンスと感情とマインドなのです。「今だけ、金だけ、自分だけ」の行き着く先は放物線を描いて落下軌道に入るだけです。後は際限なく堕ちていくことになるでしょう。
東大や有名大学、そして官僚やグローバル企業が絶対と信じている人間はその程度の存在に過ぎないのです。人世は青天井だから希望が持てるのです。いち早く自分の呪詛を解き放ち、貴重な地球での生存時間を楽しんだ方がいいでしょう。全ての人類の健闘を祈りたいと思います。
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