自由の国アメリカの中でも成功したアーティストたちがいます。誰よりも自由で、スマートで注目を集めるミュージシャンと言いたいところですが、レディー・ガガやマドンナの政治活動を見ると思想信条の自由はないようです。
ノーベル賞受賞のボブ・ディランも命令（契約）によって、死ぬまでコンサートを義務づけられています。自由な立場で創作活動が出来る人は、プロモーターと契約しなかった人に限られるのです。しかし、籠の中で扱われる場合とそうでない場合の落差は想像以上です。さっさと有名になって名を挙げるには悪魔と契約を結んだ方が手っ取り早いということなのです。
マイケル・ジャクソンやション・レノンは自由を得るために命を失いました。マドンナやレディー・ガガが心底トランプが嫌いかは誰にもわかりません。ハリウッド俳優やセレブのお嬢様の中には実はトランプ支持者も大勢いるはずです。しかし、命令（契約）に反すればお仕置きが待っているのです。
誤解しないで欲しいのは、誰が誰を応援しようと構わないということです。心の底からヒラリー・クリントンを応援するセレブもいるでしょうが、それがその人物の思想信条、あるいは情弱だとしてもそれは自由です。問題は、そこに命令（契約）があるかどうかなのです。
一方、日本はどうでしょう。ほとんどテレビを見ないので詳しい事は分かりません。しかし、日本でも同様に人気稼業の舞台裏には陰気で物悲しさがつきまといます。そんな人格否定にも等しい扱いに甘んじるアイドルやタレントに熱を上げるファンこそいい面の皮なのです。
さらに、華も無ければ、実利も無い政治行政の操られ人形については、何が悲しくて人間をやっているのかわからなくなります。彼らも契約をした都合上、絶対にイエスマンでなければ命の保証がないのです。
政治家は人気稼業、選挙の洗礼を受けるだけでは心もとないので、頭はいいが心がない官僚が配置されることになります。つまり、彼らも契約でつながれた奴隷ということです。そう考えてみると、世の中は奴隷だらけなのです。
99%の奴隷を管理し、使役するのも奴隷なので、どんなに辛くても、じっと我慢をさせるための娯楽提供者である役者や芸人、音楽家も奴隷でしかありません。では、一体どこに自由な人間がいるのでしょうか？
現在、地球上に自由な人間は数えるほどしか存在しません。辺境に暮らす人は人らしい生活をしていますが、人口にして1億人もいないでしょう。ほとんどの人が小金で雇われ、辛いノルマをこなしながら、選択の自由を奪われて生きています。
そんなつまらない世界の中で、それでも夢を諦めずに支配層になろうと必死な人間もいます。しかし、そのためには悪業にどっぷり浸かり、到底人間とは呼べない穢れた覚悟が必要なのです。さらには悪魔の白羽の矢が立つように自己アピールもかかせません。
しかし、そんな努力も水の泡になりそうです。なぜなら、これから契約をしようにも、契約の根拠となる悪魔の力が潮が引くように減衰しているからです。絶対的な暴力を見せつけられ、圧倒的な資金力で黙らせるような魂を売ってでも契約したいと思わせる魅力を失ったら単なる疫病神にしか見えなくなるのです。
絶世の美女であろうと、才能あふれるミュージシャンであろうと、反トランプの動員に参加するセレブのオーラは完全に消えています。ほとんどの人は、オーラの残像を見ているだけです。条件反射でないクリアな目を持つ人なら、彼らのオーラが消えていることが分かるはずです。
最近はマスメディアにいちいち反応してギャーギャー騒いだり、普通の人が正論を言うと攻撃する人たちがいますが、この反応は、間違いなく刷り込まれた条件反射です。しかし、霊的なレベルが頭一つ抜けた人々は何とも思いません。つまらないモノには興味が無いのです。
今日現在、マスメディアが存続しているのは条件反射人間がそれなりの数生息しているということです。芸能人も政治家も、アーティストも契約をしていない本物しか興味がありません。それにしても、なぜあのようなつまらない雇われ奴隷に興味を持つのでしょうか？それより、いい仕事をしそうな才能やまだ未熟でも懸命に腕を磨く契約とは無縁の人間に惹かれています。
有名だったり、ブランドだったりと確かに群を抜く存在であるかも知れませんが、奴隷契約した時点で無価値になってしまうのです。彼ら契約奴隷には自由がありません。自由が無ければ進化は望めないのです。進化が見込めないスターなどはゴミ同然です。本当のスターは自由な人だけなのです。
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