未来を語る資格のない日本の政治家・官僚・大企業の経営者幹部が国の中枢に居座っています。
このままでは国は滅びることになりますが、当事者にその自覚は全くないようです。無理もありません、彼らは夢から醒めない部類の人間なのです。
揺さぶっても、ひっぱたいても無駄です。眠ったまま死ねるなら幸せな人生と考えているのでしょうか？しかし、そうは問屋が卸しません。程度の差はあれ、現在の日本では夢から醒めない人はたくさんいます。
例えば、経済、経済と念仏を唱える人たちですが、少し先の未来から見れば、「その昔、経済と言うカルト信仰が世界を蝕んだ時代がありました」という悲しい物語が語り継げられるでしょう。彼らの言う経済の基盤は国際金融資本カルテルの発明した利息と時間のマジックです。
このカルトに蝕まれると、誰もが借金地獄に引き摺り落されることになります。企業も、農家も、個人も、国家も禁断のマイナス金利の奴隷に成り果ててしまうです。目に見える世界は華々しいですが、それらは全て借金で賄われています。日本に生まれた赤ちゃんは自動的に1000万円の負債を抱え、同じくアメリカで生まれた赤ちゃんは自動的に3000万円の負債を抱えて生きていくことになります。
トマ・ピケティのようなキラ星のように現れた名だたる経済学者が自説を唱えています。彼は1%のお金の作り方を知っているのか、それとも知らないのでしょうか？もし知っていたなら詐欺師ということです。もし、本当に知らないなら単なるマヌケです。しかし、大手銀行の執行役員レベルでも、1%のお金の作り方を知らない人がいるようです。もちろん、知っていながら金貸業を営めるのは根っからの極悪人だけです。
私たち人類の意識構造は、身の回りの環境に支配されます。それ自体が夢のようなものです。それでも、経済学者たちは詐欺金融の未来を賛美し、絶え間ない競争を賞賛し、秒速でアルゴリズム取引ができるデジタル経済理論を説いてきました。
呆れ果てたことには、多くの人が注目した小池塾の講師が竹中平蔵ではお金を払ったすべての人に総スカンを食らうのは当たり前です。無理もありません、今時、経済学者のご説ごもっともをありがたがるのは相当洗脳された権威大好きな人間だけですから。
20世紀の経済モデルとは、暴力装置と一体化した詐欺でありインチキでしかありませんでした。ここまで来ると一旦リセットするしかないのですが、それでもメガバンクが存在し、戦争屋稼業が大手を振って歩いています。
夢から醒めない政治家や官僚、そして大企業の経営者はカジノ法案やTPPなど、すでに残骸でしかない価値観にしがみつくしかないようです。そもそも付加価値を生む国に支配層はカジノをさせません。韓国を見たらわかるはずです。カジノを運営した途端に国が乱れました。
廃炉にする方法が無い「もんじゅ」の廃炉を政治家が決めるのはいいですが、誰がどのように廃炉にするのでしょうか？東芝はこれから実験をして、廃炉の方法を模索するそうですが、一生やるつもりなのでしょうか？
すでにある、ロシアの放射能除去方法と微生物分解の合わせ技の方が具体的です。放射能さえ除去すれば、あとは普通の解体工事だからです。何兆円もかかるわけがありません。
様々な思惑の坩堝に飛び込んだ小池都知事、謀略に明け暮れて寝る暇もない政治家・官僚・大企業の経営者もある意味、眠っているようです。なぜなら、それぞれの意識が捕まえている現実が本当かどうかは誰も知らない。
紙くずに成り果てたお金を実体のない仮想空間でやり取りするインチキ経済は破綻してしまいました。しかし、それがなぜ利益を生むのかいまだに分からぬまま突っ走るしかないようです。ソフトバンクの孫さんがトランプ次期大統領に会いましたが、これから先、アメリカが旧態依然とした投資を歓迎するかどうかは分かりません。なにしろ、金融資本主義の明日はもうないからです。
一方、一粒の種は数百の種を残し、上手く育てれば何千、何万の実りを結びます。しかし、それは人智の及ぶ力ではありません。種が発芽するには、地球の生命力の源の関与が必要になります。植える場所はわずか数センチの土壌ですが、その場所は地球全体の一部なのです。種が発芽するには月の力も必要です。さらには太陽系が必要、銀河系も必要だということです。
20世紀までの地球はごく一部の多少目覚めの進んだ人が、99％以上の眠った人類を支配できました。彼らが思い描く未来が絶対だったのです。それが余りにも強固なために、覚醒しない人類はそれ以外の未来を思い描けなくなりました。
私が生まれ育った20余年のアメリカと現在住んでいる日本の20余年の合計45年はそんな時代に埋もれていました。身の回りの大人は誰一人、それ以外の未来を描くことができません。皆同じ夢を見てまどろんでいます。
まずは、そこから目覚めることです。そうすれば、未来を語る資格のない政治家・官僚・大企業の経営者たちが国の中枢に居座る救いようのない実態が見えてきます。今後、唖然、慄然、惨憺たる気持ちになったなら、突然のように悪夢から醒めるようになるでしょう。これで問題の半分は解決するのです。
今の世界では、急激に高い生命環境に適応した仕組みづくりが始まっているようです。人類はそれに参加すべきであって、手遅れな過去に構っている暇はありません。眠ったままの意識は赤ん坊と同じで寝せておけばいいだけです。
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