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第2章 Atlasマンツーマン英会話が生まれる前のこと

なぜ多くの日本人は英語を話せないのか?

Atlasマンツーマン英会話が急成長した理由は、マンツーマンに特化した英会話学習法を低価格と毎回払いというシステムで実現したことだろう。

ピーター・ヨネナガ氏がアメリカやヨーロッパで出会った若者たちは、ごく自然に母国語以外の言語を2,3話すことができた。相手の国籍に合わせて、相手の国の言葉でコミュニケーションをとるのである。

「英語やフランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語などはラテン語から派生したいわば方言のようなもので、文法や単語に、たしかに共通点が多いのです。だから、言葉の壁は日本語と英語よりは低いといえるかもしれません。でも同じアルタイ語圏に所属している日本語にもっとも近い韓国語を日本人が話せるかというと、残念ながらそれはありません。そのために韓国に留学に行きたかったのですが、こうした事実から考えてみると、日本人は語学というものを特別視し過ぎているように思います。ヨーロッパやアメリカなら隣の国の言葉ぐらい自然に話せるはずです」

では、何故日本人は英語が話せないのか?ピーター・ヨネナガ氏は、それは外国人とリラックスして1対1のマンツーマンで付き合う場が少ないからだと考えているようです。

欧米では、外国人と交流することは決して特別な状況ではないのである。アメリカでは都市部になると隣の家の人は韓国人で、その隣がイギリス人。またその隣の人はアイルランド系のアメリカ人だ。ヨーロッパ大陸内の国々はもっと盛んだ。アウトバーンを走ればドイツからスイスに簡単に国境をまたいでしまう。イギリスからフランスのカレーまでドーバー海峡を越えればすぐにフランスだ。

海に囲まれた日本ではしかたがないこともしれないが、外国に行くことはLCCやスマートフォンの出現で格安でできるようになった。まだまだ日本国内の外国人の数が少ないので外国人と交流することも少ないかもしれない。そして、それを自覚したくないのか、話さなくてもいい姿勢を作ってしまうのも日本的だ。

たとえば、経済のグローバル化に伴い、海外で生活する日本人の数は毎年増えている。しかし、彼らのすべてが英語や中国語などその他の言葉に長けているか、というとそうでもないのである。むしろ、最近増えてきた日本に滞在する外国人のほうが、日本語の習得が早く、上手だ。

ほとんどの日本人海外駐在員の生活をみるとそれは無理はないと思えてくる。アメリカ支店に転勤になった日系企業の駐在員は、オフィスには英語の流暢な秘書がいて、通訳もしてくれる。日本人の同僚もいるから、仕事の話も日本語で話が進む。家庭でも、奥さんは日本食料品で日本食を買ってくるか、スーパーで買い物してくる。

地元の市場や店で店の人とやりとりしながら買い物をするというようなことはやらない奥さんが多いようだ。子供も、日本に帰国してからの受験が心配だから、日本人学校に行かせて、さらに日本の塾にも通わせる。

海外にあっても、その国の人とコミュニケーションをとる必要がなければ、英語は身につかないはずはないのである。

例えば、アメリカの韓国人やベトナム人移民を例にとると、彼らがアメリカに渡ってアメリカ社会に溶け込まなければ生きていくことはできないことは明白だ。韓国語やベトナム語だけでは仕事はできないし、生活に必要な買い物もできない。なので、なんらかの手段ですぐにでもコミュニケーションがとれるようにしなければならない。

この場合、文法や言語学などどうでもいいのだ。少なくてもそれらは後回しにして、比較的短時間に知っている単語、耳に残っている単語、あるには聞きかじった単語を並べるだけであっても、コミュニケーションにはなっていくのだ。

「外国語を話すというより、日本語の次の第二言語でコミュニケーションの手段としての英語を話すべきです。これがAtlasの考え方です。すぐにマンツーマンでコミュニケーションをとれる教え方、考え方を教えて第二言語としての英語を身につけてもらいたいのです」

アメリカ陸軍退役後、大学院ビジネスコースでの生活。24歳

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第二言語としての英会話と英語教育の考え方