少なくとも1980年代の雇用形態を維持しないのであれば、現在の官民格差は法律に違反しているということになります。
これは善悪の問題ではなく、前提としての終身雇用、年功序列という雇用形態を維持していないということです。安定とは、規模の大小を問わず長く持続する企業に就職することを言います。職を得れば収入が伴うのですから、保険会社のライフプランナーというような職業が成り立つようになるのです。
25歳で結婚し、子どもをつくり、35歳で家を建て、60歳で老後に備えるような生き方は好みませんが、誰でも努力すればそうなれる前提が日本のような植民地の苦悩を幾分緩和することができるでしょう。
車や家が持て、毎日の消費が高級志向になり、旅行も楽しめる。しかし、日本の経済が回るには、消費者の財布の紐を緩めるしかないようです。振り返ってみると、このような格差社会が起こり始めたのは2000年頃から明らかな方向転換が起きたように思います。
こうなると、囲い込んだ日本人から不可分所得を剥ぎ取るだけ剥ぎ取る戦略は、1970年代には方向性は決められていたのです。気づけば人材派遣会社の事務所数と派遣労働者の数が世界一になり、世界一低い最低賃金になり、大企業の内部留保が拡大しました。
支配層は官民格差に一切遠慮しないので、今や労働組合なんて一部を除いて何の意味もありません。消費税、その他色々な税率が見直され増税に転じ、官民格差はもとより、就労条件や賃金の上昇がセットでないと下々はどんどん苦しくなるのです。一体何があったのでしょうか？
中・長期的に見れば1%のご都合でしかありませんが、彼らは2000年以降、明らかに新世界秩序樹立に舵を切ったのです。当時のG7はそのための世界植民地会議であり、各国首脳は方針に従っただけなのです。
彼らは、国民からは搾り取り、一部官僚や経済エリートだけが良ければあとはどうでもいいのでしょうが、アメリカではヒラリー・クリントンが大統領選に負けて第三次世界大戦に舵を切ることができませんでした。
それにより計画が狂った現政権は、自衛隊を軍隊に格上げすることができず、徴兵精度や主権剥奪、憲法改悪、共謀罪に国民監視法案を出すタイミングを失ったのです。戦時体制では国民は資産を持ってはいけないので、預金税に生存税、空気にも税金をかけるようにしたかもしれないのです。
さらに、到底結婚できない若者も、止むなくシングルマザーになった母親も、死のうが餓死しようが例外を認めないということにもなっていたかもしれません。医療産業は医療費を圧迫するので、本来なら痛し痒しのはずですが厚労省はお構いなしです。何はともあれ年金世代は、できるだけ早く死んでもらえば都合が良いということでしょう。
しかし、世の中そうは問屋が卸さないのです。アメリカの大統領はあのドナルド・トランプです。世界中の1%は全員ハシゴを外されたのです。予定が狂った財務省は、賄賂をもらって高知県の水道事業をフランスの企業に売ったという噂があるほどです。これが本当ならば死罪に値する行為です。
本当かどうかはわかりませんが、海の向こう側では、特に南極で数名の巨人が現れ、米軍と交戦中との情報があります。今はこんな世の中になっていて、何でもありの世界になっています。南極の巨人が日本に現れて国中をゴジラのように暴れまくっても不思議ではないのです。
中でも一番許せないのが、官民格差を前提に給与や老後年金、その挙げ句天下りの恩恵に浴して平然としている連中です。森友学園のデタラメさを見れば何をやっても優遇される実態は明らかです。その影で事実上切り捨てられる一般市民とその他大勢の主権はすでに剥奪されたも同然なのです。
人間は誰しも自分さえ良ければ他人はどうでもいいというそんな側面は誰でも持っています。しかし、公共に関わるならそれは致命的資質の欠如でしかありません。さらに悪いのは中途半端な位置にいるくせに、妙に長いモノに巻かれるサラリーマンです。彼ら自身、けっして優遇されていないし、むしろ冷や飯を食わされているのですが、驚くほど物わかりが良いのです。
どっち付かずの無能なら、おとなしく黙れと言いたいのです。この大勢の無能サラリーマンたちは無意識に次世代を潰しているのです。自分も潰れ、周辺も潰し、次世代をも潰すなら、その罪は深いと言えます。
現在の支配層を見ればわかるはずですが、呆れるほど支出は多いですが、肝心の公共に関する資質はゼロです。仏教では、まず天上界があり、その下に人間界があり、人がいて、上に立つ人の最低ラインがあります。
また、阿修羅界があり、その下に人間がいますが、ここまでが霊を持つ人類です。ここから下は区別ではなく差別されても文句は言えないでしょう。畜生界があり、餓鬼界があり、地獄界があると言います。この畜生界に落ちたら間違っても人の上に立ってはいけないのです。それが公共に関わる人間の最低限の矜持なのです。しかし、愚か者にはそれが分かりません。
最下部の地獄・餓鬼・畜生を三悪道といい、阿修羅界を合わせて四悪趣、そしてさらに上の人・天を合わせて六道（輪廻）といいます。人の煩悩とは、この六道の境涯を常に行ったり来たりしている命の状態を示しています。
事あるごとに悦び、事あるごとに悲しみ、そして事あるごとに憎み、嫌う。また、願いが叶ったり、嬉しいことがあれば天界の境涯に酔いしれます。そのように常に不安定に流動する命の状態を以てして煩悩というのです。
境涯の高低とは、その人が持っている境涯（命の状態）の中心がどこにあるかということでもあります。要するに、三悪道の命（境涯）が強い人と、上部位の境涯が強い人とでは、その人の人格形成に大きく影響します。
だからと言って、下部の境涯を強く宿す人でも、平等に差別なく上位部の境涯もしっかりと具えていますし、又その逆も同様であり、いかに人格者と称される方の命の中にも憎悪や貪欲の境涯（三悪道）は厳然として具わっています。
自分の思い通りにならない、自分のいうことを聞かないと言って、直ぐに怒りに任せて他人を蔑み、罵倒したり、暴力を持って制圧しようとする命は、三悪道の命そのものです。また、試練や困難に遭遇しても、冷静に客観的に洞察し、他に当り散らしたり、責任転嫁をして誤魔化し、逃げるようなことをせずに、自身が乗り越えるべき試練として果敢に受け止め、切磋琢磨する心は、上位の境涯と言えるでしょう。
人間は学歴ではなく、境涯という絶対指標があります。これは実際に計ることができます。そして可視的です。三悪道の人は顔に字が書いてあるのです。その顔の見えない官の側から官民格差の「か」の字も聴こえて来ないのです。
図々しいにも程がある彼らはいなくても困らない上に、７０兆円からの税金が浮くのです。トランプ大統領を見習って、これまでのあらゆる法律は無効にすべきです。歯向かえば南極の巨人にひっぱたかれ即死。日本はしばらく無税でいいのではないでしょうか？ついでにインフラもエネルギーも無料にして、以前の日本人を取り戻すのが先決なのです。
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