現在、Webマーケティング事業部が実現に向けて力を注いでいるソフトは、「バーチャルネットワークシステム」である。バーチャルネットワークとは、擬似体験ができるシステムで、最先端の画像処理・音声処理技術を活用し、臨場感あふれる対話ができることが目標なおだが、2.0時代はホワイトボード機能、録音機能、テスト機能、メモ機能、虫眼鏡機能などがバージョンアップされている。

①　ホワイトボード機能
ユーザーが購入した教材や英字新聞をスキャナでコピーし画像化できたらレッスンルームのホワイトボード上に画像を貼り付けることが可能。気になる記事や本などがあったら画像化しレッスン時に活用できる。またレッスンルーム上ではマウスを用いて自由に線を描くことが可能。

画像を共有している際レッスン時にわからない単語や発音が不明な場合は画像に直接丸印をつけて講師に読んでもらったりするという使い方がある。手持ちの写真をアップロードし、写真の情報から状況をつかみとりシチュエーションレッスンをするという使い方も可能。

②　録音機能
レッスン中の会話を録音することができるようになった。e-Atlasのレッスンは１コマ１時間。そのため、どうしても最初に話した内容などを忘れてしまったりすることや、単語の正しい発音を繰り返し聴きたいけど講師に何十回も同じ単語を言ってほしいとも言えない方、がいるその際に使用するのが録機能。使用方法としてはレッスンの一番最初に「Recording」を押す。

その際に画面上にRECとついたら録音を開始。RECマークがついている間は常に会話内容を録音し続ける。レッスンが終了したらレッスンルーム上にある「RecordingDL」ボタンを押すことで録音した内容をダウンロードすることが可能。mp3をiPodに入れて聴く方法もある。

③　テスト機能
講師が作成したオリジナル問題をレッスン中に受けられる。回答はその場ですぐ講師に届くので、テスト内容をリアルタイムでフィードバックしてくれる。テストの回答方法はシングル回答、複数の中から回答をする方法、複数の中から正解を複数を見つける回答方法がある。

④　メモ機能
レッスン中に気になったことは常にメモをしているかと思うが、レッスンルーム上でもログインするたびに見られるメモ機能を実装。このメモ機能は講師と一緒にレッスンルームにいる際に講師側でもユーザーのメモを閲覧しメモ内容を修正したり、リアルタイムでフィードバックを残すなども可能。またメモ内容はそのままコピーして自身のPCにもペーストが可能なので、その内容を携帯のEメールに飛ばして移動中に送ったメモ内容と上述している録音機能を併せて使用し自身で学習することも可能。

⑤　虫眼鏡機能
オンラインレッスンの弱点であった細かい部分の画像を確認することが、新バージョンのレッスンルームでは相手の口元を拡大することで克服できる。少しでも発音を改善していくには口の動きが非常に重要。この機能は生徒→講師、講師→生徒といった形で双方で拡大することが可能なため、生徒は講師の正しい発音方法を、講師は生徒の間違えた発音に気づきやすくなる。

また旧ルームであった機能の「一時停止」機能は今回の新レッスンルームでも機能を実装。講師が正しい口元を動かして講師側で一時停止し、その後生徒が虫メガネ機能で一時停止している講師の口元を拡大し見本として口元を真似るという使い方もある。

⑥　その他の実装機能
講師評価システム・・・レッスン中講師にばれず運営側に講師評価やクレーム報告可能。
Google street view（グーグル・ストリート・ビュー）・・・Googleのマップ機能を利用して、場所を見ながら文化遺跡や講師の故郷などを見て語学だけでなく海外文化についても勉強をすることが可能。
（従来の機能）一時停止・・・レッスン中の動画を一時停止できます。離席する際や見られたくないものなどが急に出てきた場合に使用。
（従来の機能）ボリュームコントロール・・・音量調節機能