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企業理念会社沿革
第3章 Atlasだからできる新しい人事マネジメント

日本人女性の社会進出は本物だと実感できる職場

ピーター・ヨネナガ氏は10代から20代後半までアメリカで過ごしたのだが、18歳から27歳までの約10年間、ちょうど大人になっていくこの時期に、社会観の基礎が形成されるのだ。ピーター・ヨネナガ氏はこの間、日本的な価値観とはまったく無縁の空間に身を置き、人間関係の面でいっても、日本社会の外にあった。

ピーター・ヨネナガ氏が過ごしたカリフォルニア州は、世界でもっとも早く男女の性差別意識から脱却したアメリカ西海岸にあり、ピーター・ヨネナガ氏もその洗礼を受けているのだろう。

ところで、ついている人間とは、何から何までついているものだ。ピーター・ヨネナガ氏が、Atlasを創設させてから数年後、本格的にスタッフが必要となり、採用を始めた数年前、あらゆる面で男女の逆転現象が起きている。

まず大学の進学率が男女逆転した。大学に象徴される高等教育は90年代まで男性天国だった。つい少し前の女性たちは「女に学問はいらない」などと思われ、進学をあきらめた女性も多かった。ところが90年に入った頃から、大学進学率はなんと男性のそれを女性のほうが上回り始め2012年現在では14年連続で女性のほうが多い。

文部科学省のホームページによると、学校の成績でいえば最近は、成績トップから数人は女性が占めるのが当たり前で小学校、中学校の成績順に並べると、女性ばかりが上位にいる。これがほとんどの小、中学校に共通してみられる傾向だという。

高学歴の女性たちは男性社会の印象の強い、すでに確立された、たとえば上場している大企業に対するこだわりなどが皆無で、のびやかに新たな可能性を求めた職場を開拓する傾向がみられる。こうした、能力が高い女性がAtlasのような新しい企業に殺到する時代、それがAtlasの成長期とぴったり合ったということだろう。

女性のほうが英語圏に留学する割合が40%も男性より高く真面目で、脱線することも少なければ、精神的にも体力的にも男性より強靭なのだ。男女の差別なく評価し、人材として活用すれば、Atlasマンツーマン英会話Rのように女性天国になっていくのは当然の結果なのかもしれない。そんな時代が当たり前になるのは数年後のことになろう。

Atlasマンツーマン英会話Rのホームページには会社案内と採用情報のページがある。働く先輩たちの写真とプロフィールが掲載されているのだが、Atlasの場合はほとんどが女性。ありのままの職場を撮影したところ、こうなったのだと言う。

スタッフ募集をかけても、女性の応募のほうが多い。もともと男女の枠を設けていないので、採用も女性のほうが圧倒的に多くなり、現場でも男女の別はない。現在、女性マネージャーが生まれ、昇給や昇進のチャンスももちろん男女機会均等だ。

雇用における男女差別は、法的にも違反だという「雇用における機会均等法」が制定されたのが1986年である。この法律の施行により「募集、採用、配置転換、昇進に関する男女差別の禁止を事業者の努力義務とする」と定められ、教育訓練、福利厚生、定年、退職、解雇についても差別が禁止された。

そして実際、今までとの比較でみる限り、各分野において女性の進出の機会はかなり拡大されている。しかし現実は、男性社会への突破口ができた、というのが本当のところであり、Atlasのように、ほぼ完全に男女の壁がない企業は、日本企業の中ではまだ珍しい存在だというのが現実だろう。

その代り、Atlasでは与えられる仕事も、女性だからという甘えはまったく許されない。ある女性カウンセラーは、

「働いているほうだと思います。週末が来るとクタクタですね。でも、疲れはむしろ爽快ですし、2日休んで疲れは完全にとれます。こんなに仕事をしていて、なぜイヤにならないのか自分でも不思議ですが、きっと仕事がおもしろいからだと思っています。自分の判断でどんどん進められる。その代り、結果にも責任はあります。だから目が話せないので真剣になれるのでしょう。仕事がこんなにも充実したものだとはAtlasに入社するまでわかりませんでした」

女性の雇用の場合、出産・育児休暇制度の完備などのバックアップ体制も必要不可欠となる。Atlasの場合はどうなのだろうか。

「当然、その労働条件にも力をいれなくてはいけません。なにしろ、わが社の場合はスタッフの平均年齢が20代後半で、現実的に結婚や出産をする対象者が続々と出てくるのはこれからでしょうから」

実際、アメリカでは出産休暇まで年次有給休暇で消化し、その代り一切、女性ゆえのハンディキャップを返上しようという動きになっている。それは年次有給休暇が6~8週間、という事情があって初めて実現されるものなのだ。

日本の実情とかみ合えば、このあたりがどうクリアされていくのだろうか。女性の社会進出という意味で、もっとも先端を行く企業としても、英会話スクールであるAtlasが出す解答には大いに興味がそそられるのは私だけではなさそうだ。

しかし、女性が90%以上というのも適正なバランスではないという意識が強い。できれば社会の構成も男女比50%が望ましいのだ。それが理想のバランスではないだろうか。そのためには、もっと男性社員に活躍の場を、と男性社員の活躍場所を増やすための取り組みもしているというのだ。

果たして将来の人事構成はどのようになっているのだろうか。いずれ、Atlasならではのユニークな男性雇用計画ができるだろうから、その成果に注目したい。

Atlasのカウンセラーは能力の高い女性が多い真実

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経済不況がAtlasマンツーマン英会話をさらに強くする