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TOEICレベル別対策③ 目標スコアが730点以上
730点以上を目指すレベルともなると、文法を見て用法を覚えるといった段階はすでに通り越している。 テスト対策は、公式問題集をひたすら、繰り返し繰り返し解くこと。シンプルな勉強法だが、これが一番の方法だ。 一方、テスト対策とは別に、できるだけ多くの文章を聞く・読むことが必要。また、文章のレベルよりも高く、より長いものを選ぶべき。英字新聞・雑誌・本を問わず、興味のあるテーマやジャンルのものはなんでも英語で読むこと。 日本語の文章と同じように英語の文章を読むというライフスタイルを、日常生活に根付かせていくことが大切になる。語彙力をさらに伸ばすことも忘れないように。 ネイティブが読むレベルの本に触れていると、知らない単語や表現がまだまだあることに気づくはずだ。それらをチェックし、ボキャブラリーの強化すること。 このレベルに達した学習者特有の意外な落とし穴にも注意が必要だ。それは、730点以上を取りたいのに、英語を使いこなせない、という事態になることだ。 ここまで高いスコアが取れる人は皆英語がペラペラかと思いきや、英語運用能力にはかなりの個人差があるのが実情なのだ。中には、900点以上のスコアを持つ人でも会話が苦手な人が少なくない。 このような事態が起こるのはTOEICというテスト対策しかやってこなかったことが原因だ。たくさんの問題集に当たり、TOEICならではのスピードを覚え、時間配分のコツも知り、出題傾向をチェックしてピンポイントで強化する、といった勉強法だけを続けてきた人は、TOEIC以外の場面では弱い、という欠点を持ってしまう。 TOEICにはスピーキングの問題が出ないので、話す能力がついてこないというのはある意味当然とも言える。さらに、出題される文章がいずれも後々役立つものではないということも盲点となっている。 TOEICのような事務的な電話の会話や実在しない人の書いたメール、架空の店舗など、問題文は一度読めばその後すぐに忘れても支障のない内容ばかりだ。これらはあくまで、聞き取りと読み取り能力を測るためのサンプルでしかない。 おまけに、問題集の例題も読んだらすぐに忘れていい内容のものばかりなので、それを繰り返し解くだけでは、身になる英語は習得できない。これでは、せっかくのハイスコアも宝の持ち腐れになってしまう。高い英語力を持っているのなら、それを実践へとつなげられるような英語学習をするべきだ。 そのためには、テストのための受験英語ではなく、自分のための勉強と考えて、英語力を何に役立てるかを考えて学ぶことが必要。英文の書籍を読むとき、興味のあるテーマやジャンルを選べと勧めたのはそのためだ。 大切なのは、英語を使ってこんな仕事がしたいというように、英語を目的ではなく手段と捉えることだ。こうした姿勢を持つと、英語力は一気に上達し、ビジネスのチャンスも広がる。 このとき、730点というスコアは目標ではなく、英語を習得し、使いこなした結果の副産物となる。真に目指すべきはこの状態だと心得、本当の意味での使える英語を身につけることだ。 |
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18.TOEICレベル別対策② 目標スコアが630点以上 |
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20.100%実力を発揮するためのTOEICテスト前と当日の心構え |