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97.20世紀的意識を持つ古い人間の終焉

夏本番、空気が心地よく、地上世界は穏やかな日々が続いています。しかし、もう一つの流動する世界は間近に迫った最終局面に向かって激変が起こっています。

その激変による次元変化についていけない意識体を持つ「人間」とは、例えば、平和は軍事力で維持できると考えたり、経済的に独占を追求するのが正しいと考える者のことを指しますが、要するに1%のことです。

当たり前のことですが、人はそれぞれ意識の中の風景が違います。同じ地球のどこかの街の隣り合わせの住人でも、ひとり一人の意識の中の風景は違うのです。一つ屋根の下、夫婦、兄弟、姉妹、親子とひとり一人の意識の中の風景は違います。

終焉に向かって加速する連中の見ている風景は、かつてないほどのスピードであり、まるで空を飛んでいるかのように快適かもしれません。しかし、これまでの長きに渡り、置き去りにした無数の生命や環境の残骸の記憶はないようです。随分昔に忘れてしまったかもしれません。つい最近、見殺し同然に切り捨てたのに、余りの速度に顧みる暇すらないようです。

東芝や日本郵政、富士フィルム、電通の経営トップなどは目前に鋼鉄の壁が立ちはだかっているのにまるで見えていません。仮に予想はできたとしても、まだ加速しなければいけないと真剣に願っているのが分かります。運命を共にするしか方法のない中の人は、外の風景を見る小窓すらない潜水艦の乗組員のように気づく間もなく終わってしまうでしょう。

日本の現内閣も同じで、反体制の情報は全て遮断されているので、まだまだやれると思い込んでいるようです。しかし、日本のために世界のために「俺の存在は必要だ」と、テンションが上り詰めた時点ですべてを失うことになります。

数年間なら止まれた人もいたかも知れませんが、10年単位で過去に遡れるなら、相当数の人間が救われたかも知れません。しかし、この人たちを救う、救わないにはまったく関心がないようです。なぜなら、彼らは内なる意識が不可塑的に崩壊過程に入っているからであり、自分で自分を打ち消し始めた以上、外部から手を出すことはできません。

私には大地震や大津波、さらに経済的崩壊に対して、世界は猪突猛進しているように見えています。可能な限り近づいて見えますが、誰もが周囲にある突起物にしがみついています。手を離した途端に遥か後方に吹き飛ばされて見えなくなってしまうほどです。数百メートル、数キロにも及ぶ車列の後方は巻上った砂塵で真っ黒なブラックホールのようです。

よくよく見ると、確かに前進はしていますが、実際は超強力な吸引装置に吸われているようにも見えます。自らが冒した罪状に応じて引き戻された過去に意識を奪われながら、彼らは過去に吸引されながら、崩壊に向かっています。

では、この暴走を止めたら一体どうなるのしょうか?中の人が「一抜けた」と、車列から飛び降りたらどうなるのでしょう?

仮に、後方へ移動して真っ黒な砂塵に突入し、様子を観察することができれば、将棋倒しのまま、圧縮され、その人間たちの意識はすでに押しつぶされていることが分かります。さらに、意識は原型を留めず、バラバラになって別の意識に激突しては後方に吸い込まれていきます。遥か前方から意識体が次々に飛んで来るので途中下車は無理なようです。

さらに後方では、人間らしい姿形をした意識体が車列につかまり足下を心配しながらも何とかしがみついているのが見えます。芋づる式なので、いずれここにも押しつぶされた意識が飛んで来ることになります。

そしてさらに後方には、何かにつかまらずとも立っていられる通勤ラッシュのような車列があり、その乗客たちは皆、不機嫌極まりない顔で、いつ停車するかもしれない列車に揺られているのが見えます。

言うまでもないですが、前方へ行くほど重罪人であり、真ん中から後方はいわゆる重罪人の金魚の糞です。もちろん日本人も大勢います。物理世界の様相はどうであれ、崩壊は個々の意識ですでに始まっています。それを感じ取った「人」は、できるだけ手遅れな価値観に触れないように注意深く暮らしています。

「人間」は、一時的には不遇でいるはずです。収入も大幅に減り、生命環境から離脱した瞬間に、あの真っ黒な車列の後方に繋がれるのです。繋がれた途端、自暴自棄な意識に満たされることになり、この期に及んで前方の車列を目指して屋根に乗り移る人間もいるでしょう。

正に自殺行為ですが、この車列は20世紀的残骸を吸着し、一筋の砂塵になって最終的に壁に激突して終焉することになります。言い換えれば、激突によって、汚物処理とゴミ掃除が終了します。なぜなら、物理世界のゴミ、原発廃炉だけでも大変なのにそれ以外の意識世界のおびただしい汚物をこの次元に残したままでは次の地球は再建不可能だからです。

これまでの意識ゴミがあらゆる災害や不幸を撒き散らしたことで、これら不要な遺物は意識の持ち主(自己責任)と一緒に処分されます。真っ黒な壁は強力な高圧プレスマシンなので、これでプレスされればリセットされることになるわけです。もうそれは、キレイさっぱり消えてなくなるということです。

96.本当の野生は弱肉強食ではない

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98.1%のために生きる犬ポチたちの未来