一言で言えば「クリエイター」です。でも、今時の「クリエイター」という言葉は随分汚染されてしまっています。ここでは、余計なモノや汚れを全部ぬぐい去った本質的な意味での「クリエイター」と受け止めてください。
想像は、創造であり、ニセモノは要りません。確固たるイメージを描ける人物は偏らず、普遍的ですが面白く、自然法から見ても理に叶った仕組みを持っています。しかし、どんなに優れた仕組みでも固定してはいけません。
骨格ができたら、しばらく回転させて様々な不具合を修正していきます。ここでも、優れた才能が必要になります。物理的質量系に精通した才能や公共をマネジメントできる才能などすべての仕事はコラボレーションです。
しかし、中には仕組みを真ん中に据えて、周辺に柵を作り、テキ屋のオッチャンのように「この線から入っちゃいけないよ。はい、はい、入場料。お代はこちら、割増料金大歓迎だよ…」なんてセコい人間が出て来るとも限りません。
「本当に嫌な人間だなぁ。小ちゃい人間だね…」誰しもそう思うのですが、よくよく考えてみれば、今現在、そのセコい人間が世界標準になっているのです。
契約した覚えのない公共電波の料金徴収や日本で生まれたら自動的に一律1000万円の借金を背負い込むなどNHKや電力会社はテキ屋より余程たちが悪いのです。しかし、極めつけは日本の税制、つまり中央集権でしょう。
お上に逆らえばつるし上げ、市中引き回しの刑が待っているらしいですが、そもそもその仕組みはどこから来たのでしょうか？次から次に生まれて来る新しい人類は、そんなモノ、身に覚えがないはずです。
明治維新やら藤原時代の再来だか知りませんが、勝手に慣性の法則に則ってやりたい放題です。これでもかと悪法を閣議決定をし、それを担保するかのような、幼稚園、保育園から始まる、小・中・高の633＋専門短大2、ないし大学4の洗脳教育では、授業料に制服代、挙げ句の果てにはサラ金まがいの奨学金です。
しかし、その上をいくのが国際金融カルテルです。しかし、彼らは時間の問題です。まともな軍人は国民、ひいては地球人を守るために結束する性質があります。敵は人間離れしているので武器は必要です。逆らえば射殺でいいのです。彼らに人権の「じ」の字も必要としません。
そして、その動きに連動する政治、あるいは行政、あるいは司法に関わる人々がガチガチの旧態構造に手を突っ込んでいます。ついこの間まではロシアのプーチン一人でしたが、BRICS、フィリピン、そしてEU主要国、さらにトランプまでもが追従しています。さらには以前から水面下で強力な動きを見せていた中東諸国やインドネシア、ベトナムも続くでしょう。
できれば、この過渡的な時期は早く終了するほど理想的です。当初の目的を果たしたら、次の仕組みの余地を残して解散するのがベストです。でも、それを待っていられないのが、時を同じくして登場する「クリエイター」達なのです。
もちろん、突出した一人という意味ではありません。評価基準は今までとはまったく違います。いい大学を出たとか、誰々の教授の秘蔵っ子なんて視点は微塵もありません。まして、世襲家系なんてヘソで茶が沸くお話です。
彼らは同時多発的に登場し、柔軟に横の連携を模索しながら切磋琢磨する能力が高いグループです。従来の高学歴偏差値頭には想いもつかない発想力が最大の武器ですが、誰よりも面白がって困難に取り組める突破力を持っています。
それには、相応しい教育が必要になります。と言うことは、今頃の中学生でもすでに手遅れなのでしょうか？私はそうは思いません。もちろん、今からでもデンマークやスウェーデン並の水準教育に切り替えられるならその方が良いに決まっています。
2002年以降に物心がつく時期に生まれて来た子どもたちは、その時代を選んでいます。と言うことは、日本に生まれれば人でなし洗脳教育にまみれることも折り込み済なのです。中学生にもなれば、猫っ被りの一つや二つ出来るようになるでしょう。親を騙し、先生も騙すのは心苦しいが、それも一時の辛抱と割り切っているかもしれません。そうでもしなければ、潰されるのが分かっていれば、仕方がないとわかっているのでしょう。
それに比べて、平然と20世紀の腐り切った価値観を押し付ける大企業や政治家、官僚の次元の低さは目を覆わんばかりです。それ相応の目にあって没落していくのは勝手ですが、すこしは新しい世代の未来を考えてほしいものです。
何も新しいモノを創らず、前例踏襲で事なかれ主義で、落第・転落しない仕組みを押し付けられる神経は死神レベルです。半世紀、あるいはもう少し先に生まれただけで偉そうに上から目線で対応し、自らは何も生みださず、ひたすら古い概念を押し付け、無気力、無創造人間でも今後安泰なのでしょうか？
霊性を持つ人間として恥ずかしいことこの上ない生き様なのです。もちろん「クリエイター」に年齢は関係ありません。しかし、古参兵はどうしても昔取った杵柄に影響される分、不利なのです。中には、子どもより子どもらしい古参兵がいるのを知っています。彼らは、驚くほど柔軟で、子どもと直ぐに友達になれます。目線は水平、ほぼ同レベルの波動になって遊べます。こういう人が今で言う校長や教頭の役割を負えばいいのですが、言うまでも無く非情に稀な存在です。
それに比べて負ける文科省の非の打ち所のない無能さには呆れ果ててしまいます。教育委員会、役人、校長以下教師たちの淀んだ吹きだまりに花は咲くことはありません。私の縁戚にもピカピカの23歳新任教師がいます。若い世代は一生懸命でも仕組みがダメなら一緒に腐っていきます。腐り具合の横並びが教育現場を支配しているのです。
そこに登場する大人の論理、理屈、体面などがまともな仕組みの帰結と言えるかどうかは各自の判断ですが、「クリエイター」は、スカッと胸のすくような視点で仕組みを組み直すのです。
少し先の近未来では、好循環を生みだす競争が始まるでしょう。そのためには、現在、辛うじて犯罪者呼ばわりされないだけの実質犯罪者はクビを洗っておいた方がいいでしょう。淀んだ吹きだまりで惨めな醜態を晒すのは自業自得ですが、見せられるほうも気持ちのいいモノではないのです。
しかし、後世のためにみっともないにも程がある醜態を余すことなく世間に晒してほしいのです。せいぜい恥も外聞もない言い訳に終始して、泣き叫んで許しを乞うことです。昨日まであんなに威張っていたのに今日はこんなに情けない人間だったのかと周囲は驚くことになるでしょう。
落差を見せつけて刑務所へ行くのが残された使命なのです。それを選んで生まれて来たのにも、それなりの理由があるはずです。それなら、それを全うするべきです。 |
