169.東京都知事選挙の本当の意味

2020年7月5日実施の東京都知事選挙は、現職の小池百合子都知事が圧倒的に有利と見られており、ほぼ無風状態で圧勝すると当初から言われてきました。

6月18日にスタートした選挙戦はあと3日で投開票となり、マスメディアの報道記事では小池有利の状況に変わりはないと伝えられています。

このような状況を、テレビや新聞(既得権益者)を通して情報を得ている有権者にとっては都知事選の行方は現職の小池が圧倒的に強いと映っているのは明らかです。

実際に、小池は他候補を圧するほどの組織票を持っており、このまま逃げ切る可能性が高く、コロナ対策と感染予防を理由に街頭での選挙運動は行っていないわけです。現在、地上波テレビでの公開討論会が全く開かれておらず、計画されてもいません。

テレビのワイドショーでもほとんど話題にせず、ニュース番組でもトップニュースとして取り上げない傾向が続いています。選挙前だというのに、すでに終わった感がある東京都知事選挙ですが、表向きは悪い事ができないことになっています。

今まで表面に出てこなかったものの、売国奴の竹中平蔵が小池都知事続投を前提に表に出てきたということは、国際金融資本が売国奴の小池を利用して東京を「アジア金融のハブ」にしようとしているということです。

この2人は欧米の国際銀行家(ディープステート)のお仲間であり、日本の国富を欧米企業に売りさばくために着々と手を打っているわけです。中国・武漢から新型コロナの感染者を入国させ、未だにPCR検査を受けさせてもらえない国民がいますが、安倍政権も小池都政も日本人の命に無関心のようです。

しかし、このコラムを読んでいる方、情報リテラシーのセミナーに参加されている方々の反応は早く、サバイバルのためのセンスが良好です。ただし、その反応だけでは本当の実態はつかめません。

知性の優れた読者の皆さん、逆心理を追って分析していきましょう。

日本で行われる選挙の結果が、堂々とわかりやすく操作されるようになったのは、10年前の民主党党首選挙からですが、以来、出口調査や選挙への手応えを正直に言ってしまった政治家たちの言葉とは裏腹に、何者かが投票数をパソコンで不正操作しています。

愚かな脳の考える浅はかな不正操作など、このコラムを読む方々の知性があればすぐに読みとれると思います。ところが、テレビの反応もほぼリアルタイムで追いついており、ワイドショーの組み立てもそれほど遅れをとっていません。

すでに多くの日本人が小池百合子を鼻で笑っているわけですが、つまり、この流れ全体が計算づくである可能性が高いと思います。つまり、この先でもう一度何かの仕掛けが待っているということです。

ディープステートの最後の砦である「属国」日本の主導権を手放すわけにはいかないようで、そのために自民党議員を強化し、公明党を使って補助し、維新の会で保険を打ち、小池百合子で対抗勢力に見せかけたダブル保険を用意し、さらに旧民主党に紛れ込ませた二重スパイを取り込んだ上に寝返らせ、中国と戦争ができる体制を固めていることがわかります。

政治家たちは、国民世論が中国との戦争を望んでいない事を百も承知です。どんなに日本国民を煽ったところで、国民世論は何も変化しません。さすがに安倍首相では力不足なので、いよいよ麻生財務大臣か、若手議員へ総理大臣の首をすげ替えに動き始めました。

ところで、私は日本に存在する全ての政党を信頼していません。なぜかと言えば、戦後75年も続いた属国扱いされている日本の支配体制に文句を言った政党が未だに一つもないからです。また、GHQと水面下で日本の支配体制の枠組みを決めたのは政治家ではなく、皇室であるということです。

しかし、11月3日にはアメリカ大統領選挙が実施されるので、ここでトランプ大統領が再選されるようになれば日本の状況も少しは変わるかもしれません。実際に、この4年間で世界各国の立ち位置は大きく変わりました。

ロシア、中国は地域覇権国となり、イギリスはEU(欧州連合)を離脱し、中東情勢も大きく変化しました。EUは、ディープステートの総本山であるため今しばらく時間を要していますが、変化への脈動は以前から始まっています。

韓国は文在寅大統領になって以降、大胆な路線変更を準備中ですが、その世界的な流れに乗り遅れているのは世界で日本だけです。ところが、この大きな流れについて安倍晋三では理解できないということで、次は小池百合子に託すというのが今回の東京都知事選挙ということです。

168.ディープステート(世界支配層:国際金融資本と軍産複合体)の日本社会への介入について②

INDEX

170.騙され続ける日本の有権者 国内で2つに分裂する前に選んでおくこと