152.一時的に本州の教室を閉鎖することへの思い③

早い話、「人間」が多くいる英会話スクールに就職してくる層が邪魔になりつつあります。なぜかと言えば、「人間」たちとは自由な話し合いなど不可能だからです。

他の英会話スクールや日本国内にあるシンクタンクとの協働という方策はありますが、それは事実上、彼らの傘下に組み込まれる前提となっています。ここでも社会構造的なご都合上、全てがNGであることがわかります。

これは焦らず機会を待つ必要があり、その間に大地震や戦争、そして金融危機からデフォルト(国家債務不履行)にまで日本が巻き込まれる可能性さえあります。私自身、その間に実験したい項目が山ほどあって、それはサイクルの早い学生向けプレップレッスンの方が効率が良いと考えています。

いずれにしても、支配層によるご都合主義は遠からず解消されるものと考えており、ついでに日本の動かない仕組みも全うな方向を向くだろうと期待しています。それは、現状に危機感を覚え、何とかしないといけないと考える日本人の数は決して少なくないからです。私もその一人として一緒に活動したいと考えています。

このような出鱈目な社会構造がこの先も続くのなら、ほとんどのまともな日本人は発狂するはずです。50代目前の私でも息が詰まるのに、まして若者ならなおさらのことです。もし本当に何も変わらないなら、いよいよ若者は日本という植民地を捨て、外国に活路を開くのが得策かもしれません。

いずれにしても、2011年3月11日を境に日本は明らかに変化しました。当然、人それぞれ受け取り方は様々だとは思いますが、私はそれまでの人生を全てをリセットさせられたわけです。できる事もできない事も一旦止めさせられました。

そして2019年1月、「一度初心に戻れ」ということを今になって少しづつ理解できるようになりつつあります。多くの日本人がこの変化を受け入れ、プラスのエネルギーを受け取っていることも確かです。

2011年3月11日以降のおよそ8年間、私は生まれて以来、最も頭を絞ったように思います。絞ってこの程度と言われれば返す言葉もないわけですが、結局、「頭=意識」であって、何をやるべきかは明確になりました。

時間がいくらかかっても私なりの下敷きを創っていくつもりでいます。共同作業、あるいは一つの契機として独自の道を歩むにしても、それに役立つなら何でもいいと考えています。情報リテラシー教育のプロジェクトには失敗はないということです。

なぜかといえば、英会話スクールと違い、情報リテラシー・スクールはビジネスではないからです。むしろ意識領域に本領があり、2011年、2019年、そして2021年、三段跳びで言えばホップ→ステップ→ジャンプの年であると思います。

Atlasマンツーマン英会話の会員の皆様、いつも継続的にご支援いただいている方々に心より御礼申し上げます。読者の一層のご活躍を祈念いたします。

151.一時的に本州の教室を閉鎖することへの思い②

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