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145.2020年より前倒しで教育システムを変えていく②

おそらく、2020年以降の世界では中学生になった子どもは、選択制一般教科も専門性の高いカリキュラムに変わり、多様なプログラムから希望するテーマを自由に選択できるようになります。中学と高校は一体化して6年で良いのではないでしょうか?

そのうちの2年間は行政の仕事に参加し、役所が行っている業務を持ち回りで担当し、所属する行政区域を回り、住民サービスの現場を任します。問題点があれば持ち帰って検討し、住民は不満や問題点を生徒に直に訴えることにします。

生徒は自ら方針を打ち出し、第三者のアドバイスを交えた上で説明会を開き、さらに広く住民の意見を聞き取ることで施行主体とします。これは主権者としてのアイデンティティーを身につけ、ひとりひとりが行政であり、政治的な意思決定プロセスの役割を負う事を身をもって確認するプログラムです。

現在はこの当たり前を政治家や役人が代行していますが、彼らは何を勘違いしたのか知らないですが、莫大な予算を浪費し、横領し、主権者を騙しています。2017年現在の役人の給料総額はなんと70兆円にも達しています。

日本の税収が40兆円しかないのに、70兆円を拠出しているのですからこのような仕組みを繰り返さないためには、主権者についての理解を得るプログラムが必要です。これによって役人は激減するため、無駄な予算が大幅にカットできます。余剰金は公共に資する人々のベーシックインカム(実質的な生活保護制度)に充てます。

希望者は選任業務として継続可能にし、原則40歳で定年とします。もちろん学生のときから、所定の報酬を得ることもできるようにします。そして、中学生、高校生時代に具体的な方向性を絞り込みます。

本格的な自然循環プログラムが組まれ、農業だけではなく、農林、畜産、水産の各分野を選べるようにします。しかし、農林、畜産、水産の各分野に従事することが前提ではなく、誰でもある程度の素養は身につける必要があります。もちろん、海外も視野に入れます。

優れた環境とそうでない劣化した環境の落差を感じ取れないと意味がありません。人は一度感得した最高レベルを絶対に忘れることはありません。生命環境の頂点を知るには、15~18歳が最適齢です。

そうすれば、その後の人生、どこに住もうと、自らの居住する周辺の生命環境がどのレベルかを推し量る物差しができるようになり、このセンスこそ基本的資質になります。もちろん、その後は大学進学の選択肢もあります。

現在のような日本の大学に入るようでは10代にして人生が終わってしまいかねません。入り口は広く、出口は狭く、専門性が高くなければいけません。どの分野であれ、どのタイプであれ、人の器は自然循環と切り離して語ることはできません。

それでも器の大小はあり、スペシャリストタイプは狭量に思われるかも知れません。しかし、専門性を深めていった先で、器の進化も追いついて来るはずです。ジェネラリストタイプも器を大きくするカリキュラムなどどこにも存在しないので自ら開発するしかないわけです。

日本の教育業界には酷い人間は山ほどいますが、低レベルほど上に張り付くおかしな仕組みを早々に止めないといけません。もし止めれないなら、日本人の標準レベルは泥沼の底の底まで引き下げられことになります。

Atlasではそれぞれのプロジェクトを通して、人材育成の裾野を広げる方策を考慮してもらいたいと思っています。方向性を同じくする各方面の方々と協力しながら、前倒しで整備に着手できたら最高です。

次世代はどんどん成長しています。それに応えうる仕組みを作れるかどうかは、責任世代の責務であり、現状は20世紀の悪しき慣習や仕組みのそのままになっています。つまり、責任世代は何ら役目を果たそうとせず、その日その日を生きているだけに過ぎません。

これは政治家を始め、あらゆる組織のリーダーだけの問題ではなく、正にその他大勢の意識がまどろんでいる証拠でもあります。まずは邪魔者を排除し、同時にそれぞれのビジョンを出し合い、仕組みをどんどん研磨して具体的なプロジェクトに落とし込んでいかないと間に合いません。

私は元軍人で政治や経済、金融について様々なことについて知っていますが、現在は語学スクールの運営者であるからこそ教育全般についても勉強しています。教育の専門家ではありませんが、そもそも専門家である必要もなく、そもそも専門など価値を失っていることを感じつつあります。だからこそ、可能な限り、このテーマに沿って活動を試みたいと考えています。

144.2020年より前倒しで教育システムを変えていく①

INDEX

146.洋の東西を問わず、今も武士道や騎士道は生きている