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個人の資質を高めるには器をつくり、広げることから始め、人間の器を涵養するには、成長期に自然循環に接するのが良いとされています。 ということで、まずは小学校の6年間は日帰りの自然循環体験という遊びを体験してもらい、一日中、近場の自然の中へ放り込みます。日帰り林間学校のようなものですが、日本には相応しい場所がほとんどありません。 放置型の自然農法農園を各学校の近隣につくり、耕作放棄地は貴重な資源ですが、地方はまだしも都市部ではできません。子どもは季節によって変化する植物やその他の生き物の渦中で自由に遊ばせます。 一般教育カリキュラムはデンマーク方式や北欧式に切り替え、自分の好きな事をやらせるべきです。先生というよりコーチは、子どもの傾向をしっかりと見守り把握するのが役目になります。コーチは見守りますが、あえて自由にさせ、ああしろこうしろと指導する必要はありません。 人間は大雑把にスペシャリストタイプとジェネラリストタイプに二分できます。指向性はピンポイントですが、深く追求するのがスペシャリストタイプです。一方、ジェネラリストタイプは傾向を掴むのが苦手なのが特徴です。それでも小学校高学年で傾向は顕在化してきます。 そこでは、遊びを通して変化を感じ取り、観察を通してサイクルを感じ取り、理屈は必要なく、子どもの主体的な興味に任せます。滞在型自然循環体験プログラムを始め、植物のサイクルを見届けさせます。 その間、緩やかな目標設定を共有し、自分の割当を担当し、強制する必要はありません。ポイントはサイクルの違いを知ることで、自然循環は毎年同じことの繰り返しではないことを理解してもらいます。 21世紀に生まれた第一世代がすでに19歳なので、平成生まれがもうすぐ31歳を迎えますが、十年後にはアラフォーになり、厳しい少子化の波をかいくぐりながら、子育てをしている頃です。人間誰しも20代後半から40歳半ばくらいがピークであり、その印象を生涯持ち続けるのは生き物としては当然のことです。 しかし、20世紀をまったく知らない世代が十年後には30歳目前になるわけですが、現時点で日本の仕組みは20世紀から一歩も進歩していません。何しろ中心世代はまだまだ高齢者で、深層意識が壊れたためにどっぷり昭和の植民地根性がやめられません。頭の構造も意識レベルも従属するしか能がない体たらくになっています。 意識のクリアな人は60歳だろうと100歳だろうと、次世代を思いやる傾向があります。それができない大人は公共を喰いものにし、中央集権の従僕に甘んじているようです。今から十年後の2029年には世界は様変わりし、中央集権や中央銀行などなく、受験制度さえないのかもしれません。 | ||