クーデターとは、フランス語では国家に対する一撃を意味しますが、一般には軍事力を行使して排除するイメージがあります。最も最近のクーデターはアメリカのトランプ大統領によるクーデターですが、まったくクーデターには見えません。
アメリカ国防総省（ペンタゴン）の一部が水面下で反1%を鮮明にし、ロシアや中国と連携しているようです。しかし、マスメディアは自社の情報網を使ってロシアゲート問題をクローズアップし、敵であるロシアとの秘密交渉を非難しています。
一国の大統領がどのような国とも秘密裏の交渉ルートを駆使するのは当然のことです。メディアが大反対するメキシコ国境の壁建設も麻薬ルート絡みで、麻薬常習患者はもはや救済の見通しは立たないようです。
しかし、これ以上常習者を増やさないことは深刻なアメリカの死活問題になっているわけです。まともなアメリカ人ならこれ一つとってもトランプ支持にしかなれないはずです。同じく日本も麻薬問題がありますが、北朝鮮から横田基地への定期便があることが分かっています。
日本でもクーデターが必要なのかもしれませんが、焦る必要はありません。昔と違って暴力も必要なく、現在のところ順調に準備は進んでいます。さすがの週刊誌も必死でどんなわずかな情報でも見逃すまいと目を皿にして動向を探っています。
フェイント情報が飛び出すと、瞬時にそれがどちらに利があるかを見極め、不利と見れば週刊誌や新聞社が同調するようになっています。逆に言えば、その辺りのざわめきにより進捗状態が分かるようにパターン化されているということです。
革命もクーデターも似たような意味に聞こえますが、要するに、今在る仕組みをひっくり返すということです。クーデターが必要な理由は他にもあります。例えば、会社の規模が大きいほど大企業CEO（社長）の人格がおかしくなるという研究結果が出たようです。
特に大企業のCEOは、自己中心的で何か起こっているかわかっておらず、自信過剰で自分を天才だと思い込んでいます。どうやらCEOの性格はCEOになってから破たんするようです。なぜなら、オンタリオ州のマックマスター大学で行われた研究によれば、社内権力や政治力を行使すると脳に重大なダメージを与えるからです。
「権力者とそれほど権力を持たない人の頭を経頭蓋磁気刺激装置で調べてみると、共感力を発揮するとき不可欠な「ミラーリング」という神経プロセスが、権力を行使すると損なわれることがわかりました。」
「権力者は、衝動性が強くなり、リスクに疎く、冷酷で、他人の立場でものを見れなくなりますが、これは、外傷性脳損傷があるときとそっくりの言動です。最も顕著なケースでは、脳のダメージは「ヒュブリス症候群」と呼ばれる状態を発生させることがあります」。〈抜粋引用終わり〉
20世紀型の古い仕組みは、どのような組織も類は友を呼んでいます。似たような傾向を持つ脳疾患患者しか政治家や大企業のCEOにはなれないわけですから、欠陥だらけの仕組みを続けながら、まともな世の中がつくれるとは思えないわけです。
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