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112.腐った種(人間)は土に帰すのが一番

三次元ご利益信仰は客観的な人間を大量につくる傾向があります。それ自体、良くも悪くもないですが、客観が主観(主体)と入れ替わり、自分が何者か忘れてしまう弊害があるのです。

カルト信者を観察するまでもなく、客観的な人間ほど、物事を客観的に見ることができません。いつのまにか誰かの言動が自らの主張(主観)になっていることに、気づきも疑いもしなくなるのです。残念なことに、現在の政治は国民が知ってしまうと成立しません。なぜなら、国民側が次元を落とし、程度の低い政治家レベルに降りないと話にならないからです。しかし、日本国民の平均的民度はそれほど低くないので、近づくどころか呆れてものが言えないという人も存在しています。

典型的な客観人間は軽蔑の対象になるはずですが、そうはなっていません。なぜなら、日本では少なくても半分が客観人間だからです。少なくとも私の周辺では圧倒的にそうであると感じています。しかし、ここで問題が起こります。

主体的な意識の持ち主は客観人間には興味がないので、いつの間にか住み分けてしまうのです。従って、現在のような与党で固められた国会が出来上がってしまい、結果的になすがままにされるわけです。あんなに気色悪い連中の顔を見たり、言動に触れたくないと思う気持ちは理解できます。

もちろん、これは選挙システムの問題です。しかし、不思議なことに直接の被害者である野党勢力は何も言わないので客観人間ばかりの与党がまかり通ってしまったのです。何とも不幸な巡り合わせですが、事実だから仕方がありません。

客観人間は三次元軸で生きています。なぜなら、四次元より上の世界は客観思考だけでは成立しないからです。成立しないので、もっぱら三次元ご利益世界に埋没して生きることしかできません。今後もますます目の前しか見えないというわけです。家畜の羊でしかないのです。

人間は種を携えてこの世に生まれてきます。この種とは霊性のことです。三次元ご利益世界に埋没しない生き方は正直言って辛いものです。しかし、「私は一体何者なのか?」「私はどう生きるべきか?」を考える時、人は否応無しに利害を超えた主観領域に足を踏み入れることになります。

自由な発想に満ちあふれた子ども時代はあっという間に過ぎ去り、世間並みの暮らしをすれば、自然と物理世界の壁にぶち当たるものです。誰しも好き好んで不利益を被ろうとはしないし、公平ではない仕組みの渦中で翻弄されるのです。

時には、人でなしになり他人を蹴落としたりするようになります。何としても出世したければ、不本意ながら客観人間を演じることになるのです。さて、それの何が問題なのでしょうか?

答えは簡単です。そういう人でなしになることで、徐々に霊性が失われていくのです。アメリカ西海岸で育てている野菜や果物のハイブリッドの種は一代限りの遺伝子組み換えを盛んに行っています。これを無理矢理、種取りするとどうなるのでしょうか?

品種にもよりますが、まったく発芽しないわけではありません。芽が出るとうれしいもので、これでハイブリッド種を買わないで済むと酷い目に遭うようになります。なにしろ成長が遅く、害虫に弱く、微生物には手も足も出ないのです。それでも、何とか花を咲かせ、種を取ります。

しかし、二代目ハイブリッドの種はもっとひ弱になります。発芽率は限りなく低く、芽が出ても一向に伸びません。出来の悪さは、まるで私の学生時代のようです。確率を明示したいのですが、残念ながら確たるデータはありません。

以前、アメリカ西海岸のシアトルに滞在した時、大豆農家から話を聞きましたが、発芽は100分の1の確率で、成長するのは100分の1の確率だと言うのです。以降、三代目、四代目と系を繋いで奇跡的な突然変異からは、ほぼ正常な種が取れる確率は1万分の1だと言います。そうでないと独禁法違犯商売は成り立たないのでしょう。

もちろん、正常な種でも芽が出ないことがあります。一緒に植えて数日が経ち、他の芽は育っているのに一向に出てくる気配がないのです。ほじくってみると皮だけになって中身はなくなっていました。特に胚芽が真っ先に変色し、あっという間に溶けてしまったのです。

植物もある種の霊的エネルギーを吸収して成長しますが、この非物質エネルギーがないとエーテル体が育ちません。あの小さな種の胚芽はまず、エーテル体を膨らましその中で物理的な器官(芽)の成長を促すのです。

人間も同じことがいえます。私も完璧な主観(霊性)を自覚しているわけではありませんが、客観的なものの見方ができるなら、当然そこでは肉体と一体の自己という存在とは別に、もう一人の人格を想定することができます。そうしないと客観視ができないのです。この主観と客観のやり取りは四次元だけのものです。

ここで、肉体と一体化した三次元の自分に固執すればするほど、主観の霊性は忘れられてしまうのです。徐々に四次元のパズルも物質寄りに偏って、利害とか損得が基軸になっていくわけです。こうなるとカルトや詐欺の格好の餌食となり、カルト信者は我を忘れて滅茶苦茶な人間の主張でもと納得して平然としていられるようです。

つまり、霊性の種(胚)が失われたのです。もっとも、彼、彼女の周辺は同類ばかりが集まり、思想信条の自由や信仰の自由は結構ですが、肝心の種(霊性)が腐敗したら元も子もありません。同じことは薬物でも起きます。強烈なスマホ電磁波でも起こるのです。

出来の悪い人間に対して、「親の顔が見たい」とよく言われますが、政治家ならとうの昔に親の顔は知れています。どうしてこんな人間たちが集まってしまったのでしょうか?親子三代、場合によっては四代の世代濃縮は、周囲に叱咤されるほどのまともな人間がいなかった不幸とはいえ、余りにも酷い人世です。

残念ながらこの国の支配構造である政府や大企業は、霊性の胚が溶けてしまった特殊な家系が牛耳っています。この異常事態を何とかしたければ、まともな人が今以上に意識を駆使しないと取り返しがつかなくなるでしょう。

具体的には、溶けた種は区別し、いつまでたっても成長しない種に水をやっても無駄ということなのです。やはりはっきりと距離を置き、できるだけ税金を払わないことです。相手が客観人間なら容赦は要りません。あらゆる機会を使ってNOを突きつけるべきです。腐った種は土に帰すのが一番なのです。

いくら出鱈目な世論調査でも、一般市民の大勢の態度が明確になれば数字の人為的操作にも限界があります。もし、ご利益限定世界に未練があって態度を決めかねる人間が多数派なら、この国は間違いなく滅びます。

霊性の種が溶けた人間はまともな子孫をも腐らせます。実は、熱帯地帯の放置農場で一番発芽率がいいのが野生の種なのです。

ここでも人間も同じことがいえます。遺伝子組み換えや超過保護でないと育たない作物では遠からず先細りしてしますのです。人間が肉体のみではないと知らない相手をしている場合ではありません。

種も人間も非物質エネルギーをたっぷり取り込んで成長します。一つ次元の上の非物質のエネルギーを蓄えるには胚芽が健全であることが前提条件なのです。長い目で見れば不利益どころか、恩恵が広範囲に及ぶことになります。目先の損得で動く人間の想定を遥かに超える恩恵が見えてくるのです。

111.「事実がはっきりしたら認めてもいい」という人間

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113.地脈の恩恵なしには生きのびることはできない