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1.「支配層=政府=大企業=マスコミの古い土台」に疑問を感じることから始まる未来

最近、日本人を騙す支配層=大企業=大手マスコミがせっせと築き上げた古い土台が急速に崩壊しているように見えます。

急速に陳腐化する光景を目の前にして、「昨日までそうだったのだから明日もそうなると信じたい」人が日本にも大勢います。政府や大企業、そして大手マスコミ関係者たちは、大手広告代理店が作成したマニュアルコンサルタントにコロッと騙されています。

日本人を騙す支配層がせっせと築き上げた古い土台にしがみつく人たちの末路は孤立しかありません。後継者不在、現状維持要員もいなくなります。大企業には、トップがいくら号令をかけても現場はシラーっとした諦めムードが漂っています。

会社を例に説明すると、遠心力(社長)は中心的な土台です。求心力(社員)は遠心力の圏内にあり、中心的な土台エネルギーに集まって来ます。自然法では遠心力(社長)が強力なほど広範囲な求心力(社員)を作用しますが、強力であればあるほど、ひとつひとつの求心力に対する関心が薄くなるのです。通常、この二つの関係性は次元をまたいで成立しています。

もし、遠心力(社長)が求心力(社員)に強い関心を持ったらどうなるのでしょうか?もちろん、遠心力(社長)のエネルギーは急速に減衰していきます。やがて、求心力(社員)と同化し、飲み込まれてしまいます。遠心力(社長)は次元降下し、求心力(社員)は次元上昇します。場合によっては、新たな遠心力(起業)が誕生することもあります。

事は切迫しています。大企業相手に一戦交えるくらいの覚悟なくして今後どうするのでしょうか?文句があるなら4つの古い土台に噛み付くことです。さもなくば、全ての責任を押し付けられ、天文学的な金額(日本国債1,000兆円+α)の負債を負わされることになるでしょう。さっさと本当の悪人を探し出し、責任の所在を明確にしなくていいのでしょうか?

それでなくとも今の政府は諸外国に騙されて二級品を掴まされ損害を被っています。まともな日本人はすでに怒り心頭なはずです。完全に順番を間違えてそれでも今まで通りの給料や有給、社会保障が約束されると思うなら大間違いです。

それもこれも、無から有を生む発想を欠いた大企業という無能集団の成せる技ですが、ほとんどの日本人が自分では何も組み立てられずにいます。政治家や大企業のいいなりで、下請け仕事を請け負っただけです。これで一流企業なんて呼ばれているのです。

物事の仕組みはすでにある土台の上に組み立てることはできません。何も無いところから組み立てる連続なのです。その作用力点となる土台を見いだすのが一流ですが、大企業にどのくらいの人材がいるのか知りませんが、情けないほど有能な人材がいないようです。

今時のマニュアル教育で「人が育つ」と思っている人にもう救いはありません。人間が人間に教えられるモノはほとんど無いからです。なぜなら、自然循環を次元横断的に理解できても、それを言語には置き換えられないのです。

ほとんどすべての日本人の言葉が死んでいます。テレビやネットから抜き出した定型フレーズの多用により言葉がインフレ化しています。そのくせ意味不明で無味乾燥なマニュアル本がそこら中にあり、それを読まされています。これを普通の言葉で言うと「騙されている」の現在進行形なのですが、本来の教育とはほど遠くなっています。

もし、自然循環を次元横断的を言語化したいなら、日本人同士では日本語しかありません。全次元(二次元→三次元←四次元)を横断的に表現可能なはずです。しかし、今は誰もが読めるわけではなく、特異な才能による翻訳が必要になります。

言語(二次元)を駆使してイメージ(四次元)を表現してみせる技術に長けた人は、独自の土台を見いだせる人です。これは文章や画像、動画、ホームページも、雑貨、ポスター、のぼり、看板も同じです。有用な事業や公共にふさわしいのはこの技術です。

自然エネルギーや教育システムなど限りなく安価な公共施設をつくりたいなら騙されている場合ではありません。求められるのは、二次元(言語)→四次元(イメージ)→三次元(モノや文化)に降ろしてカタチづくれる才能です。

ここに昔からよくあるワンマン社長の転落物語があります。一見勢力のある大手企業(社長がグイグイ引っ張るタイプ)ほど、下が育たないのです。優秀な人材が集まらないのではなく、人材が根腐れを起こします。

理屈は簡単で、いくら超有能な社長(遠心力)でも、彼は実質ひとりひとり(求心力)に興味が無いからです。反対に、求心力に興味を持てば、遠心力は減衰します。「だから、オレの言う通りに動け、余計なことはするな」の信長方式しかなくなります。

それが部署部署の指令系統に伝播すれば、末端は単なる道具にしかすぎず、人間扱いされないのに、仕事を継続できるのは余程給料がいいか、薬物の力かのいずれかでしょう。

織田信長がそうだったように、家来の中から後継者を絞り込もうとします。しかし、悪魔に魂を売らない限り、相続は難しいようです。稀に悪魔に魂を売る人もいますが、ほどなく外国勢ハゲタカ・ファンドに会社は乗っ取られ、ご本人は無限地獄を彷徨います。これが人間を騙す支配層がせっせと築き上げた古い土台の仕組みです。

日本の場合、政治家や官僚に限らず、大企業型組織の縛りは明らかに支配層に忠誠を誓ってなんぼの集団です。裏社会に使われるほど虚しいことはないですが、かつての勢力を失ってもまだ騙されるバカがいるから成り立っているようです。

現在進行形でこんな組織が業績を維持し、多少なりとも伸ばせるのは税金(利権)に預かっているからです。広告代理店やゼネコン、商社、金融機関、語学教育産業などがまさに利権依存組織です。皮肉なことにエリートほど、こんな企業や官僚組織に入るが、自動的にこのような組織の人材は腐っていきます。

金そのものに罪は無いですが、使い方を誤れば自分の首を絞めます。誤った金の使い方をすれば人間が腐ります。現在の大企業や公務員の高すぎる給料は実は負債でできています。財産はあの世に持っていけないですが、負債はなんぼでも持っていけるのです。

人間を騙す支配層がせっせと築き上げた古い土台が崩壊し始めたので、この先、アメリカのような20世紀型暴力資本主義は通用しなくなるでしょう。税金の横流しもできなくなります。間抜けな日本人を横目に図々しいだけが取り柄の支配層の未来は衰退していくでしょう。これが自然の巡りというものです。

それで、皆さんはどっちに期待を寄せるのでしょうか?日本人でありながら「見事なまでの非日本人コロニーの一極集中」のカタマリにくっつくのか?それとも、一時的に貧乏になってもイバラの道を行くか?

本来享受すべき金が税金として吸い取られています。どうせ、その他大勢は今だって充分貧乏です。それなら吸い取る方に組して勝ち組を目指しますか?表のメディアを見る限り、いまだにこれは一押に見えます。

これから先、イバラの道はどっちでしょう?ノンビリ構える猶予はもうありません。支配層に噛み付く気概がないなら、座して死を待つのみです。それでも、意識の軸を変えられない人は「騙され続けるバカ」です。辛辣ですが事実なのでそう書くしかないのです。

INDEX

2.意識操作産業(学校英語と英会話スクール)に別れを告げる日が来た