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 11.日本語の「仕事」と英語の「Work」と「Job」の大きな違い①

毎年4月には各社共に新卒・中途の採用シーズンに入ります。私たちAtlasマンツーマン英会話でも採用活動を行っていますので、その観点から一言書いておきたいと思います。

その昔、経営コンサルタントの大前研一氏がこのように述べられていました。

「べンチャー企業とは、人を喰って成長して行くもの」

大きな資産を持つ大企業とは違い、生まれたばかりのべンチャー企業は例外なくカネとヒトが絶対的に足りないまま運営をスタートすることになります。そこで働いているのは社長一人の場合がほとんどですが、アルバイトがいる場合もあります。とにかくべンチャー企業では成長スピードが速すぎるためヒトが追いつかなくなるのです。

しかも事業ポートフォリオも拡大する一方で、一人二役、三役、四役をこなすことになります。そのため、必ず燃え尽きてしまう従業員が出てきます。それでも前に進まなければならない、そんな日々が続くのがベンチャー企業です。

そうした状況時に社員であるにも関わらずこういうことを言う者が出てきます。それは、

「べンチャー企業の従業員が退職するのはメンバーが悪いのではなく、未熟練な経営者が悪いのではないか?」

私は1995年に米国法人を、そして2000年に日本でベンチャー企業を創業したためにべンチャー企業経営者がどういうものなのか身をもって知っています。そして多くのベンチャー経営者の皆様の苦労も知っています。そしてお蔭様で40半ばにして創業23年を迎えるべンチャー企業の経営者でもあるという自らの経験と反省を踏まえつつ言えば、この従業員の分析は間違っていると考えるのです。

なぜなら、べンチャー企業経営者は例外なく全てを賭けて経営をしているからです。従業員というステータスでは、例えば自らの命をかけて生命保険をかけたり、家を担保に入れたりして資金調達をすることなど、サラリーマンには全く想像もつかないはずです。

決して良い時ばかりではなく、売上が激減した時には自分やその家族の資産を全て投げうってでも大切な従業員たちの雇用を守るかどうかという判断を迫られることさえあります。

従業員もそれについていくのは大変ですが、その命までもが摩耗することは、ブラック企業でない限りはあり得ません。しかし経営者自身は下手をすると生身の人間の命そのものがすり減っていってしまうものなのです。

それでもなぜやるのかといえば、自らが行うべき仕事が単なる流れ作業としてのjobではなく、役割として行うべきworkだと認識しているからでしょう。そしてそのために全てを投げうってでも行わなければならないという心に突き上げるものがあるのです。

ベンチャー企業にとって採用シーズンの前提とは、離職者がいる場合がほとんどで今や普通のことになっています。それではなぜ離職者が生まれるのかといえば、経営者にどうしても足りなかった点があるのは事実です。

それは自らが日々感じ取り、心の奥底から突き上げてきている役割、そして今世界で起こっている出来事そのものを従業員たちに伝えきれていないという点です。様々な手法があることは事実ですが、正直言ってこれはほぼ不可能に近いと思います。

さて、最近のべンチャー企業はこれについては無視しています。例えば、日本の新規IT事業者やアメリカのシリコンバレーの起業家はなぜスピードを加速させるのかというと、従業員に考えさせないためです。

そして、ストック・オプション(株式上場)という架空のマネーを目の前にぶら下げることで若者たちを走り続けさせています。そうした姿を見る限り、それは単なるファッションで役割とは全く無縁に感じます。

非上場を前提としたべンチャー企業はアメリカでも日本でももてはやされることは決してありません。それは外部の債権者や投資家たちがこれに関わって大儲けできないからです。しかし、なぜ非上場が前提になるのかといえば、それはそこで経営者が前提としている役割感が強く、その経営者そのものとと結びついているからです。

そうした場合、ちょうど脳内の全てを従業員の脳に転移させることが不可能である以上、経営者は自らを支えてくれる従業員との間のミスコミュニケーションに悩み続けることになります。これは役割であって、決して変えることが出来ません。結果、離職者は当然、次々に出てくることになります。

40半ばにして23年にわたり経営者としての経験を積んできた立場から私は採用の現場において、必ず、候補者の皆さんにこのように尋ねることにしています。

「あなたにとって、人生で一番大切なことは何ですか?」

べンチャー企業にとって重要なのは、創業者である経営者が感じ取っている役割と従業員の想念が重なるかどうかです。そして、この採用面接での何気ない会話と、それに対する無意識の答えにこそ、その後の全てが実は投影されることを私も各面接官も知っています。

その瞬間に、経営者が心に持つ役割と、まだそれほど言葉を重ねていないにもかかわらず決して偶然ではなく全く同じことを言う人にこそ、運命の出会いが生まれ、べンチャー企業を次のステージへと確実に進めてくれる恵みとして与えてくれる賜物だからです。そして必要な時に、必要な形で現実にそうした瞬間というものが訪れることになります。

今日も去りゆく者には心からの感謝の念を捧げつつ、今日も前に進んで行くことにします。そして強く想う新しい時代に向けて、必ず役割が重く、深刻なものであればあるほど、同時多発的な出来事はある瞬間に、真っ黒い暗闇から一筋の光をくっきりと見せて来るはずです。

その瞬間が到来することを信じて、ひとり一人が具体的にイメージしていくべきなのです。

10.社員である以上会社を評価する資格はない

INDEX

12.日本語の「仕事」と英語の「Work」と「Job」の大きな違い②