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 16.人工知能開発にますます突き進むアメリカ

現実問題として「検索サイトによるデータ帝国」になってしまったGoogleをベースとして、アンテナの高い企業家から順に、すでに私たちは適応を始めています。アメリカが得意とする社会操作と、それに対する日本人に典型的な脳内設定を行っているということでしょう。

アメリカもよく考えて設定したものだなぁ、と感心してしまいます。これで日本の企業は中小企業から大企業まで丸裸になってしまいました。今後も、検索サイトデータ帝国である「Google」の下で暮らしていくことになりそうです。

そうしたアメリカが、2016年11月の大統領選挙でドナルド・トランプを選んだことは、今後もGoogleのようなグローバリズムを展開していくか、というとやや疑問を感じます。アメリカから与えられる枠組みにはめられてしまった私たち日本人にとって、唯一の脱出口になるかもしれないのです。

これからアメリカは、EUに引きずられるようにますますデフレ縮小化していきます。アメリカの中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)がまだ完全に景気が回復していないのに、2014年には量的緩和を止め、2015年12月と2016年12月に利上げを行ったのはそのせいです。

なぜなら、量的緩和や利上げは、癌の末期患者にモルヒネを打つようなものだからです。効かなくなるとまったく効果がなくなるのが、モルヒネ注射です。すでに欧州中央銀行(ECB)や日本銀行もマイナス金利を始めてしまい、量的緩和を終了することになりました。

世界中の中央銀行で紙幣を刷り過ぎ、市場にはじゃぶじゃぶのお金があります。これ以上お金をもらっても消費者が「これからまずいことが起きる」と思うと貯蓄してしまい、お金を使わなくなるのです。

デフレ縮小化とは、つまりモノが売れなくなることを意味しています。それでも企業は生き残らなければなりませんから、不要不急な出費から順に削減し始めます。日本では、「広告費、交際費、交通費」の3Kからです。

アメリカの場合、グローバル最適化という名称でかなり派手に安い労働賃金を求めて、インドや中国、ブラジルなど新興国にアウトソーシングをしてきました。英語を話す国民がいて、それでいて労働賃金が安いインドはその典型です。

しかし今、アメリカのグローバル企業は容赦なく新興国から撤退し始め、アメリカ国内に戻っています。問題はそれでも売り上げ減少が止まらない場合、企業は一体どうするのかです。そうなったら経営者は、一般管理費、つまり固定費である人件費の削減に手をかけ始めます。徹底してリストラを行うのです。

「企業には人材が必要で、それでもリストラすれば、後がないのでは?」と皆さんは思うかもしれません。しかし、アメリカのグローバル企業たちは明らかに、誰の目にもわかる形でこれを示唆する方向へ動き始めているのです。それが、人工知能(AI)開発です。

経営者になれば誰でもわかることですが、その立場におかれたことがない方には理解できないかもしれません。人間というのはムラ気があります。男女を問わず、仕事場で身体の調子が悪かったり、浮かない顔をして仕事をしなかったり、というのを毎日繰り替えしています。それは誰にでもあるものです。

経営者からすると、これは大問題です。市場とは別にキビキビと働いてくれないのですから、「いつも言われた通りにきっちりと同じことを同じタイミングでやってくれる社員はいないかな?」ということになります。そして彼らが探し出した答えが、「人工知能」なのです。人間をリストラする代わりに、人工知能にパートナーになってもらうというわけです。

ここでは「ディープ・ラーニング(深層学習)」という言葉がキーワードになっています。これが人工知能の世界にブレイクスルーをもたらしたのは2012年です。これは文字認識や機械翻訳などを代表的な技術とする機械学習と呼ばれる分野であり、コンピューターが自動的にデータに潜む構造を学習しようとする技術のことです。

それではこのディープ・ラーニングによって何をすることができるのでしょうか。専門家たちが言うには、ディープ・ラーニングによって人工知能はこれまでより深い構造を表現することができ、また学習することが可能になるというのです。

深い構造とは、データベースに直接格納された表面的な数値だけではなく、その組み合わせを二重、三重、四重…何重にも上乗せして、概念を背景とする階層的構造のことをいうのです。人間の脳で行われる視覚処理能力ではこうした階層的構造が行われていることは以前から知られていました。

しかし、今度はこれをアルゴリズムの改良や関連技術などを活用することによって、人工知能を実現したのがディープ・ラーニング技術なのです。これだけ聞いても、アメリカの人工知能開発というものは何だかすごいことになっている、ということはわかって頂けたと思います。

15.これから数年、日本は激しい乱高下を体験することになる②

INDEX

17.人工知能(AI)が世界を支配する日が来る